UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は3日、グループリーグ第2節2日目を行う。レアル・マドリー(スペイン)は敵地でアヤックス(オランダ)と対戦。今大会初のアウェー戦を前にジョゼ・モウリーニョ監督は「明日の試合に勝つ、勝ちにいくという自分の目標を妨げることはだれにもできない」と、強い決意を述べている。

　9月18日のグループリーグ第1節ではマンチェスター・シティ(イングランド)に3-2で競り勝ち、劇的な逆転勝利をおさめた。ドルトムント(ドイツ)を含め、4か国のリーグ王者が同居した「死の組」の中では、比較的アヤックスがくみしやすいともみられているが、指揮官は「いつもどおりに自分はアヤックスを分析しているし、昨シーズン以上に良いチームとなっている」と警戒を緩めない。

「多くの監督がやるように家で試合を見るのではなく、自分の仕事をしっかりと行うため、自分の目で見るためにアヤックスの試合を見に来ている。直接ライバルの試合を見ることが自分の仕事の一つ。テレビで見ることもできたが、飛行機に乗り、アムステルダムに来た」と分析に余念はない。

　モウリーニョ監督はMFサミ・ケディラが負傷のため欠場する可能性も認めたが、「自分たちの目標は今以上の勝ち点でアムステルダムを去ること。勝ち点1でも十分だが、勝ち点3を自分たちは取りにいく」と、あくまで敵地で勝利を目指すつもりだ。

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