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[CL]UEFAを痛烈に批判するマラガMFホアキン「すべてを疑う」

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 マラガに所属する元スペイン代表のMFホアキン・サンチェスは、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)からの敗退という現実を受け入れられないでいる。9日に行われた欧州CLの準々決勝第2レグで、ドルトムントと対戦したマラガは、2-1とリードして後半ロスタイムを迎えた。しかし、そこで2失点を喫して大会から姿を消すことになった。

 この試合で先制点を挙げたホアキンは、試合後にUEFAやミシェル・プラティニUEFA会長を、激しく非難した。マルカによるとホアキンは「僕たちはプラティニとそこに関わるすべてを疑っている。こうなったのは、僕らがレアル・マドリーではなく、マラガだからだ。このような仕打ちをすることは簡単なんだ。『新入り』に対するイジメを受けたんだ。監督が『(UEFAから)処罰を受けたチームは、決勝まで辿りつけない』と言っていたけど、正しいことだよ」と、不満をぶちまけた。

 こう話すのは、ドルトムントの決勝点がオフサイドだったという疑惑があるからだ。「試合後、ゴールシーンを見た」と話すホアキンは「起きてはならないミス」と言葉を続けた。

「怒りが増幅したよ。今日のような試合では、起きてはならないミスだ。でも、僕たちはマラガだからね。ここまで来るのに、本当に苦労した。最後の3分間は信じられないよ。でも、誰も僕たちをサッカーで倒すことはできなかった。負けないチームであることは、各試合で示してきた。サッカーと審判は、あまりに残酷だったよ」と、肩を落とした。

 財政問題により、来季からの4シーズン中に出場権を得たUEFA主催の1大会から除外されることが発表されているマラガ。彼らがこの日のリベンジを果たせるのは、いつになるのだろうか。

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