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[CL]大敗も、決勝進出を信じるモウリーニョ「逆転は可能だ」

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 予想できない試合になった。レアル・マドリーは24日、敵地で行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の準決勝第1レグで、ドルトムントに1-4で大敗した。ジョゼ・モウリーニョ監督が率いるチームが、欧州CLの舞台で4失点を喫したのは、初めてのことだった。

 ポルトガルの名将は試合後の会見で「相手からのプレッシャーに苦しんだ。ドルトムントは完成度の高いゲームをし、我々は個人としてもチームとしても対応できなかった」と完敗を認め「より良いチームが勝ち、勝利に相応しかったと思う」と、続けた。

 グループステージでもレアル・マドリーは、ドルトムントと対戦した。これで今大会の通算成績は1分2敗になっている。それでも、モウリーニョ監督は「逆転は可能だ」と、決勝進出への意欲を見せた。

「私はレアル・マドリーで3年間監督を務めている。そして、クラブのレジェンドから多くを教わっている。その一つがホームゲームの前に不可能だと思っていることが、実際にやってみれば可能だということがある。サッカーに不可能はなく、常に希望がある。今、選手たちに話を聞けば『不可能だ』というかもしれない。だが、30分後には『可能だ』という選手が出て来る。第2レグには、全員が全力を尽くすように準備をする。サッカーはすべてが可能なんだ。ドルトムントが、第2レグに再び我々を倒そうとしてくる? やってみればいい。彼らは苦しむことになるだろう。レアル・マドリーの選手たちは、これ以上ないというものを出すはずだからね」

 通算10度目の欧州CL優勝を目指すレアル・マドリー。ドルトムントをホームに迎える第2レグは、30日に行われる。

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