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レアルとの決戦前のゲッツェの“禁断の移籍”発表…クロップ「10段階の9点のタイミング」

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 ブンデスリーガで2強をなす両チーム、欧州CLの4強にもそろって残っているライバルチームへの“禁断の移籍”に衝撃が走った。バイエルンは23日、ドルトムントに所属するドイツ代表MFマリオ・ゲッツェとの来シーズンからの契約合意を発表した。

 まさに電光石火の契約劇となった。ドルトムントは23日にゲッツェがバイエルンへの移籍を希望したと発表。ただし現時点ではバイエルンから正式な獲得オファーは届いていないとしていた。

 ゲッツェとドルトムントとの契約は2016年まで残っているが、現地メディアによると、4月30日までにオファーがあれば違約金3700万ユーロ(約47億5400万円)で移籍が可能なのだという。バイエルンはこの違約金を払う準備が出来ており、すでに長期契約が結ばれたと報じられていた。

 ドルトムントは24日に欧州CL準決勝、ホームにR・マドリーを迎えて第1戦を戦う。ユルゲン・クロップ監督は、「最初に私がこの話を聞いたのは、マラガとの準々決勝第2戦が終わった後だった。あの結果を喜べたのは1日だけだった」と明かすと、「この発表タイミングは10段階で言うと、9点だね。キックオフの4時間前だったら最悪のタイミングだった。ただ私は数人の選手と話しをしたが、このことがチームの集中力に影響が出ているとは感じなかったよ」と続けている。

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