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[CL]メッシ不在のバルサ、10人のセルティックにセスク弾で勝利

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敵地で1-0

 1日に行われたチャンピオンズリーグ・グループH第2節、セルティック対バルセロナの一戦は、アウェーのバルセロナが1-0で勝利している。

 メッシを負傷で欠くバルサは、セスクをゼロトップに据える。その両サイドにネイマール、ペドロを配置してエース不在の中で得点を目指した。

 バルサは25分、フリーランから前線に飛び出したアドリアーノがネイマールのパスを受けてシュートを打つが、左に外れる。41分にはD・アウベスのクロスをネイマールがボレーで合わせたが、これも枠をとらえなかった。

 バルサは攻め続ける。44分、左サイドでFKを得ると、キッカーはシャビ。シャビの蹴ったボールは、ピケが合わせる前にGKフォースターがわずかに触れ、このチャンスも逸した。

 バルサは前半、ボールこそ支配したものの、決定機を作り出せず。試合はスコアレスのまま、後半へ向かう。

 1点が欲しいバルサだが、後半に入るとボールを回す位置が低くなる。セルティックのプレスに引っ掛かる場面もあり、56分にはブスケッツのバックパスを狙われ、ヒヤリとさせられた。

 しかし、59分に試合は思わぬ展開を見せる。セルティックの主将を務めるブラウンが、ネイマールを倒した後に蹴りを入れたとの判定で、一発退場を命じられる。バルサは残り30分、10人となったセルティックを相手にすることとなった。

 数的不利となったセルティックだったが、73分にビッグチャンスを迎える。ロングスローの流れからフォレストがゴール前で巧みなコントロールを披露し、至近距離からシュートを放つ。だが、V・バルデスが好セーブを見せ、ネットを揺らすことはできなかった。

 バルサは74分、ペドロに代えてアレクシスを投入。すると、この采配がズバリと的中する。75分、右サイドに抜け出したアレクシスが、中央をよく見てクロス。マークを外してフリーとなったセスクが、技ありのヘディングシュートを沈め、ついに均衡を破った。

 バルサは87分に再び決定的なチャンスを迎える。セルティックDFのクリアーミスを、ネイマールが拾ってすかさずシュート。GKフォースターに弾かれたが、そこをアレクシスが押し込む。だが、こちらもGKフォースターが素晴らしい反応を見せ、追加点とはならなかった。

 バルサは終了間際にもネイマールがGKフォースターとの1対1を迎えるが、決めきれず。しかし、メッシ不在の中で昨季は苦杯を喫した敵地グラスゴーで、勝利をつかんでいる。


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