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[CL]モイーズ:「ローテーションは問題ではない」

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ルチェスクに同意せず

 マンチェスター・ユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督は、2日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節のシャフタール・ドネツク戦を前に、現在の苦境の脱出に向けての自信を見せている。

 CLではレバークーゼンを下して好発進を切ったとはいえ、国内では苦戦中。プレミアリーグでは6試合ですでに3敗を喫した。だが、モイーズ監督は焦ってはいないと主張している。イギリス複数メディアが同監督のコメントを伝えた。

「以前に率いたエヴァートンでもプレストンでも、まったく同じような状況にいたことはある。そのまま続けて、やるべきことをやっていくだけだ。私は今までやってきたことを変えてはいないし、今後もそれを続けるつもりだ。結果は付いてくるだろう。そのことを疑ってはいない」

「(シャフタール戦は)グループで良いスタートを切ったチーム同士の対戦だ。アウェーの戦いにくい場所での試合だし、相手は経験豊富な監督に率いられたチームだが、試合を楽しみにしているよ」

 シャフタールのミルチェア・ルチェスク監督は、メンバーの頻繁な入れ替えがユナイテッドに問題を引き起こしていると指摘していた。モイーズ監督はこれに同意していない。

「(選手のローテーションが)アレックス・ファーガソン(前監督)に問題を起こしたことは一切なかった。ユナイテッドの選手層はいつも厚いものだ。彼らを使って、何が適切かを見極めていくのが私の仕事だ。以前にも言ったように、私は彼らのことをより良く知ることができつつある」

「我々は経験と若さのバランスを求めている。若く新しい選手たちを適切なタイミングで加えていくつもりだが、同時に、ユナイテッドの多くの選手たちが持っている豊富な経験も頼りにしている」

 ウェスト・ブロムウィッチに敗れた先週末の試合を欠場したFWロビン・ファン・ペルシーに関しては、シャフタール戦での復帰の可能性を示唆しつつ、影響力の強さを強調している。

「彼はフィットしている。先発で出場できるかどうかはこれから決断する。彼は私が今まで見てきた中で誰にも劣らないほど良い選手だ。彼の動きや、ピッチ上でのプレーの感覚は素晴らしい。ポジション取りもそうだ。どんなタイプのゴールでも決めてくれる」

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