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ロシアメディア:「本田のゴールはエレガントだった」

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一方で復調はまだと指摘する評価も

 CSKAモスクワは2日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節で、ビクトリア・プルゼニに3-2と勝利を収めた。フル出場で1ゴールを挙げたMF本田圭佑に、現地メディアが賛辞を送っている。

 公式戦4試合連続で無得点、この間の白星はゼロと、批判にさらされていたCSKAは、この日も先制を許してしまう。だが、MFゾラン・トシッチと本田のゴールで逆転に成功すると、オウンゴールでリードを広げ、終了間際に1点を返されたものの、公式戦5試合ぶり、CLでは今季初となる勝ち点3を手に入れた。

 現地メディアは最近の本田のパフォーマンスを厳しく評価していたが、この日は『Championat.ru』のイゴール・ラビネル氏が次のように称賛している。

「非常にエレガントなゴールだった。きっと本田はCKSAでまだ終わってなどいないのだ。そう主張する者もいたが。彼はまだ多くを与えることができる」

 一方、先日、本田を厳しく批判していた『スポーツ・エクスプレス』も、本田が勝ち点3を導くプレーだったと評価。逆転ゴール、同点とされたかけた場面でのクリア、3点目のオウンゴールにつながった高い位置からのプレスの3つの場面が、本田の復調を示していると報じた。ただし、本田復調とは言えないとも付け加えている。

「3つの場面が、本田が良くなっていることを示した。これまでの試合での弱さを忘れさせるものだった。ただ、彼がベストに戻ったと言うには早すぎるかもしれない。攻撃では一つも良いパスを出せず、プレーメーカーの役割として試合を面白くさせたのは、本田ではなくトシッチだったからだ」

「一方で、本田は11キロ652メートルも走った。これより走ったのは、トシッチと(ポントゥス・)ヴァーンブルームだけだ。彼はかなり動いたのである。これが、本田のフィジカルの問題が過ぎ去ったことを期待できる理由だ」


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