[11.27 欧州CLグループリーグ第5節 レアル・マドリー4-1ガラタサライ]

　UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は27日、各地でグループリーグ第5節2日目を行い、B組ではレアル・マドリー(スペイン)が首位通過を決めた。ホームにガラタサライ(トルコ)を迎え、4-1の快勝。FWクリスティアーノ・ロナウドを故障で欠き、前半26分には退場者を出して10人になりながらも地力の差を見せつけた。

　今試合ではR・マドリーのファンによる、粋な計らいもあった。R・マドリーの本拠地に集まったファンたちは試合前、「クリスティアーノ・ロナウド　バロンドール」と書かれた巨大な横断幕を掲げたほか、C・ロナウドの背番号7番にちなんだ77分には、会場に配られたC・ロナウドの顔写真が印刷されたマスクを装着。このマスクは会場で4万5000個以上が配られたという。

　これについて、C・ロナウドは自身のSNSを通じて「ファンのみんなの素晴らしいサポートに感謝します。できることなら、その場所(ピッチ)でチームを助けたいのだけれど」と感謝の気持ちを述べた。

　試合後、R・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は「クリスティアーノがいないのはかなり違うもので、彼の不在が他選手がより多くの力を引き出すモチベーションになる」とコメント。

　またチームメイトたちは不在のエースがバロンドールにふさわしいと口を揃え、MFイスコは「C・ロナウドはバロンドールを与えるのにふさわしい選手。バロンドールを獲得するために彼以上のパフォーマンスを見せている選手はいない」と断言。MFアシエル・イジャラメンディは「C・ロナウドはバロンドールにふさわしいと思う。もう何年もすごいレベルでやっている」と話した。

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