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[CL]激戦F組も決着!!土壇場で勝ち越したドルトムントが逆転で首位突破

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[12.11 欧州CLグループリーグ第6節 マルセイユ1-2ドルトムント]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は11日、各地でグループリーグ第6節2日目を行った。大混戦のE組は、2位ドルトムント(ドイツ)が敵地で最下位のマルセイユ(フランス)に2-1で勝利。もう1試合で3位ナポリ(イタリア)が首位アーセナル(イングランド)を2-0で下し、3チームが勝ち点12で並んだが、当該チーム同士の対戦成績でドルトムントの首位突破が決まり、アーセナルが2位通過となった。ナポリは惜しくも3位に終わり、ELに回る。

 ドルトムントは前半4分、DFエリック・ドゥルムからの縦パスに反応したFWロベルト・レバンドフスキがDFを振り切って左足でシュート。鮮やかにゴールネットを揺らし、幸先よく先制点を奪ったが、マルセイユも同14分に同点に追いつく。FKからMFサベル・カリファがヘディングシュートを放つと、クロスバーに当たった跳ね返りをDFスレイマン・ディアワラが頭で押し込んだ。

 前半34分にはマルセイユMFディミトリ・パイエがシミュレーションで警告を受け、2枚目のイエローカードで退場処分。ドルトムントは数的優位に立ったが、なかなか勝ち越しゴールを奪えない。後半12分にはレワンドフスキのヒールパスからDFケビン・グロスクロイツが右サイドを駆け上がり、ゴール前にクロス。MFヤクブ・ブラスチコフスキが頭で合わせたが、GKの好セーブに阻まれた。

 その直後にもレワンドフスキのヒールパスからMFマルコ・ロイスが右足を振り抜くが、右ポストを直撃。後半22分には相手のバックパスを奪ったレワンドフスキが決定機を迎えたが、シュートは枠を捉え切れなかった。1-1のまま試合は終盤を迎え、この時点でナポリがアーセナルをリードしていた。このまま引き分けでは敗退が決まるドルトムント。後半42分、MFヘンリク・ムヒタリアンが左サイドをドリブルで突破し、中央に入れたボールをFWユリアン・シーバーが落とすと、グロスクロイツが右足ミドルでゴールにねじ込んだ。

 土壇場で2-1と勝ち越し、勝ち点3をもぎ取ったドルトムント。アーセナル、ナポリとともに3チームが勝ち点12で並ぶと、直接対決の成績でも3チームはいずれも2勝2敗で一緒だったが、得失点差でドルトムントが+1、アーセナルが±0、ナポリが-1となり、ドルトムントの首位突破とアーセナルの2位通過、そしてナポリの3位敗退が決まった。


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