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F組2位で決勝T進出のアーセナル、ベンゲル「ナポリのことは気の毒だ」

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 UEFAチャンピオンズリーグは11日、各地でグループリーグ第6節2日目を行った。大混戦となっていたF組は、首位アーセナル(イングランド)が敵地で3位ナポリ(イタリア)に0-2で敗戦。2位ドルトムントは敵地でマルセイユ(フランス)に2-1で競り勝ち、上位3チームが勝ち点12で並んだ。当該3チームの直接対決の成績により、ドルトムントが首位通過。アーセナルは2位で決勝トーナメント進出が決まった。ナポリは惜しくも3位でELに回ることになった。

 この日の試合でアーセナルはナポリに2失点の零封負け。試合後、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は「サッカーで攻めるか守るか、どちらか選ばなければならないのは状況というのは難しい。うちがゴールを挙げられなかったのだから相手にチャンスがあった。もしかしたらドルトムントのスコアがずっと同点だったから、リラックスしてしまったのかもしれない。わからないよ」と振り返った。

 勝ち点12で3チームが並び、当該3チームの直接対決の成績でアーセナルは2位通過することになった。「突破できて嬉しいよ。気合を入れて試合に臨み、集中もしていたが、後半は運動量が落ちてしまった。相手の戦いが非常によく、我々は危ないところまで追い込まれたが、最終的には勝ち抜けられて良かった」。

 グループステージ突破に安堵の表情を浮かべた指揮官は「ナポリのことは気の毒だ。難しいグループだったし、結局3チームが勝ち点12で並んだ。1チームが敗退しなければならなかったわけだが、そうなったチームは納得がいかない気分だろう」と敗退となったナポリを気遣った。


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