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[CL]昨季のリベンジ誓うレアル「レワンドフスキ不在を生かせれば」

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝の組み合わせが決まり、レアル・マドリー(スペイン)は昨季準優勝のドルトムント(ドイツ)と対戦する。カルロ・アンチェロッティ監督は「素晴らしいメンバーをそろえるいいチームであり、この大会での経験がある」と警戒を強めている。

「彼らはリーグ優勝はもうないので、チャンピオンズリーグに大きなモチベーションがあるだろう。非常によく組織されたハイクオリティーなチームだ。特に守備や偉大なカウンターがある。勝利するためには勇気や個性が必要となる」

 クラブの公式HPでそう分析する指揮官は「非常にオープンな準々決勝となるだろう。我々には大きな希望があり、とても競争力の高いチーム相手にいいプレーをしなければならない」と力を込めた。

 両チームは昨季の欧州CLで実に4度対戦している。グループリーグで同組となり、ドルトムントの1勝1分。さらに準決勝でも対戦し、ドルトムントがホームでの第1戦に4-1で先勝した。第2戦はレアルが2-0で勝ったが、2試合合計4-3でドルトムントがファイナルに進出している。

 クラブ幹部のエミリオ・ブトラゲーニョ氏は「昨季、4回対戦し、彼らは非常に強いチームであることを証明した」と指摘。故障者を多数抱えるドルトムントに昨季のような勢いはないが、「ドルトムントは昨年、我々を倒している。今シーズンの彼らのパフォーマンスが同じではないのは確かだが、非常に競争力の高いチームなので、我々は非常に注意する必要がある」と力説した。

 リベンジを狙うレアルにとって朗報もある。昨季の準決勝第1戦で4ゴールを叩き込まれたFWロベルト・レバンドフスキが累積警告のためサンチャゴ・ベルナベウで行われる第1戦は出場停止。ブトラゲーニョ氏は「レワンドフスキは疑いなくドルトムントの攻撃の鍵となる男だ。レワンドフスキ不在は彼らのプレーに間違いなく悪影響を与えるだろうし、我々がそれをうまく生かせればいいね」と話している。


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