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[CL]アッレグリはブッフォンに「勝てるかもしれない」と声かけも…敗戦に肩落とす

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[6.6 欧州CL決勝 ユベントス 1-3 バルセロナ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝戦が6日に行われ、バルセロナ(スペイン)がユベントス(イタリア)を3-1で下し、4季ぶり5度目の欧州制覇を達成。国内2冠で迎えたチーム同士の3冠王手対決を制した。

 試合後、『uefa.com』によると、ユベントスのマシミリアーノ・アッレグリ監督は「(選手たちは)見事な試合をし、自分たちの持ち味やテクニック、スキルを存分に発揮してくれた。素晴らしい決勝だったが、残念ながら、最高クラスの選手が相手となると、こちらが試合を支配していたと思っていても、出し抜かれてしまう。今日もこちらが優位に試合を進め、あと少しで得点できるというところでやられてしまった」と振り返った。

 開始4分に先制され、FWアルバロ・モラタのゴールで追いついたものの、その後に2失点。1-3で敗れると3冠の夢は潰えた。指揮官は「バルセロナの3冠達成を阻止するチャンスは我々にもあったが、向こうは並外れたチームで抑えこむことができなかった」と話す。

 GKジャン・ルイジ・ブッフォンには『ベンチから見ていて手ごたえを感じる、これは勝てるかもしれない』と声もかけていたと言うが、「バルセロナはこちらのミスを突き、カウンター攻撃を仕掛けてゴールをさらってしまった。こちらは3人の優れたFWを擁するチームにカウンター攻撃を許し、その代償を払ったということだね」と敗戦に肩を落とした。

 とはいえ決勝で敗れたものの、セリエA優勝に加え、コッパ・イタリアも制しての2冠を果たしたシーズンだった。指揮官は「プレーの質や、今ある長所をさらに伸ばすといった点で、改善はできるはずだ。プレーの集中力や強度を上げ、コンスタントに欧州のベスト8に入り続けることが本当に重要」と先を見据えた。

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