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アメリカ移籍が噂されるピルロ、欧州制覇を逃して涙 GMは「ユーベでのラストじゃないと願う」

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 ユベントスMFアンドレア・ピルロは6日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝でバルセロナに敗れ、涙を流した。アメリカ移籍の噂がある同選手だが、ユーベでのラストゲームという思いがあったのだろうか。ジュゼッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)は、そうではないと願っているようだ。

 FWダビド・ビジャやMFフランク・ランパードが所属するMLSのニューヨーク・シティへの移籍が噂されているピルロ。36歳になった稀代の司令塔は、自身3度目となる欧州制覇のチャンスを逃し、試合後に目を赤くしている。

 マロッタGMはピルロの去就について、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように語った。『トゥットスポルト』などイタリア複数メディアが伝えている。

「あの涙がユーベのユニフォームを着たピルロの最後の姿になるか? 私はそうじゃないことを願っているよ。涙を流したのは理解できることだ。彼はプロフェッショナルで、多くの感動を与えてきた。今夜の試合に彼は強い想いがあったんだ」

「ピルロが去ったらどうなるか? その穴を埋めるのは簡単じゃない。たとえ予算があってもね。とにかく、ウチには(クラウディオ・)マルキージオのようにユーティリティー性のある選手もいるし、(マッシミリアーノ・)アッレグリ監督はほかの解決策を見いだせるはずだ」

 ピルロと同じく去就が騒がれるFWカルロス・テベスについては、次のように述べている。

「代理人が週末までに話し合うことを求めた? テベスとはこれから話す。我々は彼に大きな敬意を払っているよ。我々としては引き止めたい。だが、彼が違うことを想像しているなら、我々は用意し、それをかなえてあげなければいけないだろう。ただ、私は彼がウチで続けてくれることを願っているよ」

 MFポール・ポグバも移籍の噂が絶えない一人だ。

「彼の立場は大きく異なる。契約は複数年残っているんだ。彼は毎年成長している。我々はクオリティーを必要としており、彼を売りたくないと思っているよ。こういう場合は、クラブの意向が優先されると思う。どうなるかは分からないが、我々は交渉を始めることもしたくないと思っているよ」

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