8日に行われるチャンピオンズリーグ・グループB最終節の試合で、ボルフスブルクはマンチェスター・ユナイテッドをホームに迎える。ボルフスブルクFWニクラス・ベントナーは、観戦に訪れる友人たちから応援してもらうことはできないかもしれない。

　混戦となっているグループBは、最終節を残してボルフスブルク、ユナイテッド、PSVの3チームが決勝トーナメント進出の可能性を残す。首位に立つボルフスブルクは、ホームでユナイテッドと引き分け以上なら突破が決まる状況だ。

　チームの未来を左右する大一番に向けて、ベントナーはメディアのインタビューに次のように語った。

「僕らにとってタフな試合になるだろうね。PSVが勝てばユナイテッドも勝たなければならないし、そうなれば僕らは突破できなくなると分かっているからね」

「今の僕らの順位を考えれば、大きな期待がかかる厳しい試合になる。突破したいと思っているし、そのチャンスは十分にあるよ。ユナイテッドがどういうクラブで、どういう歴史があるかも分かっている。次のラウンドに進めなければ、彼らにとっては悲劇的なことだ」

　アーセナルで長年プレーしていたベントナーだが、友人たちはみんなライバルチームであるユナイテッドを応援しているという。今回の試合でも、彼らはベントナーの相手チームの勝利を願うのだろうか。

「クレイジーな試合になるはずだ。僕の友人たち30人が試合を見に来るけど、彼らは全員がマンチェスター・ユナイテッドファンなんだ。アーセナルでプレーした期間も、ずっとその状況で過ごさなければならなかった。笑っちゃうよね」

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