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「1時間を放棄した」シメオネに厳しい指摘も…一時同点PK弾のJ・フェリックスに高い評価

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途中出場のFWジョアン・フェリックスが結果を残したが、アトレティコは準々決勝敗退

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝が13日に行われ、アトレティコ・マドリー(スペイン)はライプツィヒ(ドイツ)に1-2で敗れ、大会から姿を消した。ポルトガル代表の20歳FWジョアン・フェリックスに対するスペインメディアの評価をポルトガル『レコード』が伝えている。

後半5分に失点すると、ディエゴ・シメオネ監督は後半13分、J・フェリックスをピッチに送り込んだ。指揮官の期待に応え、後半25分、J・フェリックスはワンツーの形から縦に仕掛け、エリア内に侵入。DFルーカス・クロスターマンに倒され、PKのチャンスを獲得した。自らキッカーを務めると、右足でゴール左隅に蹴り込み、1-1。試合を振り出しに戻したものの、終了間際に決勝点を許し、準決勝進出を逃した。

 スペイン『マルカ』はチームの攻撃をダイナミックにしたJ・フェリックスのプレー、PK獲得&ゴールで結果を残したことを評価しつつ、「彼は素晴らしい数十分間を過ごし、チームを蘇らせた。彼のクオリティはアトレティコには十分ではなかった」と言及。『スポルト』は「ハリケーン・J・フェリックス」と表現し、「ポルトガルのストライカーはアトレティコを革命的に変化させ、投入からすぐに攻撃的な特徴を発揮してゲームを変えた」とした。

 スペイン語版『GOAL』は4本のシュートを放ち、100%正確なパスを繰り出したJ・フェリックスを高く評価。「アトレティコはJ・フェリックスの1時間を放棄するという贅沢を払った」と表現し、ベンチスタートにしたシメオネに厳しい指摘も。「ポルトガル人はチーム最高だったが、素晴らしいプレーと彼がもたらしたPKでは、チームの敗退を阻止できなかった」と伝えている。

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