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CL準決勝進出へ優位に立つチェルシーのトゥヘル監督「相手はむしろやりやすいと思う」

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チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督

 チェルシーは13日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の準々決勝第2戦でポルトと対決する。トーマス・トゥヘル監督の前日会見でのコメントをイギリス『BBC』が伝えた。

 この対戦カードは新型コロナウイルスの影響で中立地開催となっており、チェルシーはアウェー扱いだった7日の第1戦で2-0と先勝。仮に1点差で敗れてもアウェーゴール差で突破できる状況だが、トゥヘル監督は自分たちのスタイルを変えることはないと明言した。

「ポルトは3ゴールが必要と分かっているので、彼らとしてはむしろやりやすいと思う。彼らにとって、それは絶対的に明確なことだ。先週の結果を受けて、私たちがアプローチを変えることはない」

 また、3月末に行われたフランス代表の試合でハムストリングを痛めながら、ポルトとの第1戦で途中出場していたMFエンゴロ・カンテについては慎重な姿勢を示している。

「通常、カンテがいない状態でこのような試合をすることは考えにくいが、同時にカンテには細心の注意を払い、健康や怪我のリスクを冒さないようにしなければならない」

 チェルシー指揮官は「明日(13日)の問題は、彼を先発させたいのか、それとも試合を終わらせるために出場させるかということだ。というのも、試合が120分になる可能性もあるからね」と、あらゆる展開を想定した。

 一方、堅守チェルシーを相手に逆転を目指すポルトのセルジオ・コンセイソン監督は「私たちには自信がある」と強気のコメント。「難しい課題に直面していることは分かっているが、ここで自分たちの出すべき答えを出すためにここにいる」と意欲を燃やした。

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