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「MOM?それは二の次」CL制覇の立役者カンテ、謙虚に語る

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優勝を喜ぶMFエンゴロ・カンテ

 チェルシーMFエンゴロ・カンテとDFチアゴ・シウバが、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)優勝に歓喜している。

 29日に行われたCL決勝で、マンチェスター・シティと激突したチェルシー。開始直後から堅守ぶりを披露すると、前半42分にMFカイ・ハバーツが自身大会初ゴールとなる決勝弾をマーク。最後まで相手にゴールを許さず、1-0で決勝戦を制した。

 この試合でフル出場を果たし、大活躍で優勝の立役者となったカンテ。試合後『RMC Sport』に対し、以下のように語った。

「信じられないよ。シーズン中の努力と苦労が実った結果だね。マン・オブ・ザ・マッチ? それは二の次。重要なのは、僕らが何をしたかということだよ。最後まで戦ったこと、それが報われたということだ。これを噛みしめる、それだけだね。もうすぐEURO2020が来るし、それにも勝ちたい」

 また、序盤戦で苦戦しながらも1月のトーマス・トゥヘル監督就任で劇的に変化し、ビッグイヤーを獲得したことについては「今回の逆転劇をどう説明するか? 新しい監督が来て、戦術的な仕事があった。今日は1シーズンの成果だよ」と語っている。

 この試合で先発するも負傷交代となったT・シウバは「キャリアで最も重要な瞬間。本当に幸せ」と語ると、自身のケガや昨季まで所属したパリSGについても語った。

「頭の中では色々なことが起きたよ。早い段階で交代になったのは難しかった。でも、このレベルでは70%の状態じゃすまないんだ。チームが落ち着いて、良く守ってくれたので嬉しい」

「特にパリSGでの重圧を考えると、僕にとっては特別なこと。パリが敗退するとみんなが犯人捜しをしたがって、それがいつも僕だったんだ。残念だったよ。パリにはたくさんの友人がいるので、将来的に優勝してほしいね。僕はいつもレッド&ブルーなんだ」

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