チェルシーは29日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝で優勝。キャプテンを務めるDFセサル・アスピリクエタは、フランス代表MFエンゴロ・カンテを大絶賛した。クラブ公式サイトが伝えている。

　今季最大の決戦はポルトガルのポルトで開催。チェルシーは前半42分のMFカイ・ハバーツのゴールで9年ぶり2度目の栄冠を掴んだ。得点には直接絡んでいないが、30歳のフランス代表MFは攻守に躍動。特に守備面では、圧倒的な危機察知能力でボールを奪取し続けた。その活躍が認められ、カンテがマン・オブ・ザ・マッチを受賞している。

　アスピリクエタは記者団から「中盤でカンテを超える選手は世界にいるか」との問いに、「はっきり言うよ。いない」と断言。「彼は自分の力ですべてをやってのける。彼が何度ボールをリカバーしたかわからないよ。彼がピッチのほとんどをカバーし、ボールを前線に送る。彼がいないと中盤は寂しいものになる」と高く評価した。

「ワールドカップも制覇して、チャンピオンズリーグも制覇した。なのに謙虚な奴だよ。彼がいてくれて嬉しい。彼がこのチームの最重要戦力だ」

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