ナポリのルチアーノ・スパレッティ監督が、アヤックス戦の大勝を振り返った。

　今季のチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグでは、初戦でリバプールに4-1、第2戦はレンジャーズに3-0と快勝していたナポリ。そして迎えた第3節ではオランダの名門アヤックスの本拠地に乗り込んだが、ジャコモ・ラスパドーリやフビチャ・クバラツヘリアの活躍もあって6-1と圧勝を収めている。

　これでCL開幕3試合で計13ゴールを奪っているナポリ。『OPTA』によると、CLグループリーグ最初の3試合で10ゴール以上を挙げたイタリア史上最初のチームになったという。またセリエAを含めると、ここまでの公式戦11試合で9勝2分無敗と、今季圧倒的な強さを見せている。

　アヤックス戦後、スパレッティ監督は『スカイ』に対して「最高の結果だね。常に相手にプレスをかけて、厳しい相手に対してもゴールを狙い続けた。素晴らしいプレーができた」と手応え。それでも、今後に向けて気を引き締めている。

「こういった結果を残せるのは素晴らしい。だが、試合が終わったら次のことを考えなければならない。止まってはいけないのだ。まだお祝いのメッセージなんて受け取っていないよ。1試合にすぎないし、それで人生が変わるわけではない。我々は素晴らしいパフォーマンスを見せた。それが重要なんだ」

　CL開幕3連勝を飾り、グループAの首位を快走するナポリ。しかし、指揮官に一切の油断はなさそうだ。

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