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2年連続GL敗退の危機…バルセロナのシャビ監督「チャンピオンズリーグは私たちにとって残酷だ」

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突破は厳しいと認めたシャビ・エルナンデス監督

 バルセロナシャビ・エルナンデス監督がUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のインテル戦(△3-3)後、「私たちにとって残酷だ」と現状を嘆いた。スペイン『マルカ』が伝えている。

 グループCで3位につけるバルセロナは、12日に本拠地カンプ・ノウで行われた第4節で3ポイント差の2位インテルと対戦。負ければ2年連続のグループリーグ敗退が決まる状況の中、終了間際にFWロベルト・レバンドフスキの同点弾が生まれ、3-3のドローに持ち込んだ。

 他会場では首位バイエルンが開幕4連勝で決勝トーナメント進出を決め、残る椅子は1つ。シャビ監督はインテル戦を振り返りつつ、すでにグループリーグ突破が困難なシチュエーションであると認めた。

「このチャンピオンズリーグは私たちにとって残酷だ。後半に多くのものを与えてしまった。前半は素晴らしかった」

「最初の失点はディフェンスラインの明らかなミスで、2点目もそうだ。最初の失点のミスで精神的に崩壊してしまった」

「バイエルン戦の時もそうだが、今日の試合も残酷な結果になった。しかし、勝つこと、失点しないこと、そして攻撃だけでなく、しっかり守ることが大事だ」

「(決勝トーナメント進出は)私たち次第というわけではない。状況は非常に厳しい」

「ホームでインテルに勝てないのであれば、わずかな可能性があるとはいえ、大会に残る資格はない。少しの望みはあるが、難しい」

 バルセロナは欧州CLで苦戦する一方、ラ・リーガでは開幕8戦無敗(7勝1分)で2位レアル・マドリーと同勝ち点の首位となっている。16日には敵地で首位攻防戦となるエル・クラシコに臨む。

 シャビ監督は「(インテルとの引き分けは)非常に厳しいもので、残酷なものだった。今はレアル・マドリーとのクラシコのことを考えなければならない。明日に回復して、日曜日にベルナベウでレアル・マドリーを倒す必要がある。チャンピオンズリーグはひとまず置いておく。私たちはラ・リーガに集中しなければならない」と切り替えを強調した。

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