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シャビ、バルセロナの不調を認める「3週間前の私たちは空を飛んでいた。しかし今はノーだ」

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シャビ・エルナンデス監督はチームの不調を認める

 9日のラ・リーガ第8節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのセルタ戦に臨み、1-0で勝利した。シャビ・エルナンデス監督は試合後、チームの調子が良くないことを認めている。

 バルセロナは前半にセルタを圧倒し、13分にMFペドリが先制点を記録。しかし後半はセルタの反撃に遭い、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの好守にも助けられて何とか1点リードを守り切った。

 1-0で勝利したマジョルカ戦、0-1で敗れたインテル戦(0-1)、そしてこのセルタ戦と、インターナショナルウィークを挟んでからパフォーマンスが落ち込んでいるバルセロナ。試合後会見に出席したシャビ監督は、自分たちを省みる必要性を説いた。

「私たちは改善されなくてはならない。反省する必要があるんだ。前半は良かったし、勝負を決めなくてはいけなかった。2-0にしていれば状況は違っていただろう」

「後半は良くなかった。相手を圧迫することを、ハイプレスを止めてしまった。おそらく疲労や消耗によるものだろう。精神的にも落ち込んでしまい、2〜3回の決定機を許してしまった。金色の勝利だが、しかし前半30分間のプレーが必要だ」

「今日の私たちはキレがなく、快適でもなかった。だが調子が悪かったとしても試合には勝たなくてはいけない。3週間前の私たちは空を飛んでいたが、今は違う。とにかく、良いプレーができないときにも勝ち点を獲得しなければならない」

「代表ウィークの影響はあり得る。それと遠征を繰り返しながら立て続けに試合をこなしているのも一因かもしれない。とにかく、今は苦しまなくては、歯を噛み締めてプレーを改善しなければならない。何より後半に良いプレーが必要だ。プレッシングの強度を落として、相手の支配を許していることには気づいている」

 バルセロナは勝ち点差で並ぶレアル・マドリーを得失点で上回り、首位でクラシコに臨むことになる。

「今はインテル戦の準備をしなくてはいけない。クラシコは予想はつかない試合だ。昨季は4-0で勝ったわけだし、どうなるかは決して分からない。だが、しっかりと競い合いたいし、自分たちの意思の強さを見せられたらと思う」

「インテル戦? 今日の後半のようなプレーを見せていたら難しいだろう。前半のようなプレーならば、OKだ」

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