ユベントスの指揮官マッシミリアーノ・アッレグリが24日、チャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループH第5節ベンフィカ戦の前日会見に出席し、意気込みなどを語った。

　パリSG(PSG)およびベンフィカと同居するグループHにおいて、8ポイントを獲得した両チームを追いかける3位ユベントス。前節で最下位のマッカビ・ハイファに敗れたことでその差は5ポイントとなっており、ベンフィカとの次戦で勝利を収めなければ決勝トーナメント進出へ望みをつなぐことができない。

　背水の陣の敵地での大一番を前に、アッレグリ監督が見解を示した。

「我々の求める結果は1つしかない。そして、前進するためには明日から結果を出さなければならない。ベンフィカはナポリやPSG、レアル・マドリーとともにヨーロッパで無敗の4チームの中の一角だ。ベンフィカは自身の運命を握っているが、我々には勝利しか選択肢がない」

「ベスト16に進出できなければ非常に残念だ。もしベンフィカが明日負けて最終節に勝てば、我々は最低限の目標である(グループ3位で)ヨーロッパリーグに回ることになる。だが、いまは考えないようにしたい。まずは一歩ずつ進んでいきたい。チームの調子もフィジカルおよびメンタル両面で良い状態だ」

　21日に行われたリーグ戦では、エンポリに4-0と圧勝して2連勝を飾ったユベントス。アッレグリ監督はCLの舞台においてもその勢いを期待している。

「この魔法のような時を止めてはならない。素晴らしいパフォーマンスをする必要がある。だが、まずは結果を出すための前提条件を整えなければならない。2連勝したことで有頂天になり過ぎてしまえば、守備を緩めてしまうリスクがある。だが決して緩めず、高い注意力で試合運びをしなければならない」

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