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就任後4連敗で欧州CL敗退…ランパード「上を目指した気持ちを将来につなげられるだろう」

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チェルシーフランク・ランパード監督

 フランク・ランパード体制発足後、公式戦4連敗を喫したチェルシーがUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)から姿を消すこととなった。

 不振の続くチェルシーは今月2日にグレアム・ポッター監督を解任。6日には、クラブのレジェンドであり、19-20シーズンから20-21シーズン途中まで指揮を執ったランパード氏が暫定監督に就任したことを発表した。

 しかし、新体制初陣となったプレミアリーグ第30節ウォルバーハンプトン戦で0-1の完封負けを喫すると、12日の欧州CL準々決勝第1戦レアル・マドリー戦(●0-2)、15日のプレミア第31節ブライトン戦(●1-2)に敗れて公式戦3連敗。18日には逆転突破を狙い、レアル・マドリーをホームに迎えて欧州CL準々決勝第2戦に挑んだ。しかし、FWロドリゴ・ゴエスの2発に沈み、0-2の完封負け。2戦合計0-4でベスト4進出は叶わなかった。

 これで、就任後、公式戦4連敗となったランパード暫定監督。英紙『エクスプレス』によると、レアル戦後に指揮官は『BTスポーツ』のインタビューに対し、「60分間、本当にいいプレーができた」と語っている。

「チャンスも作ったが、このレベルではそれをモノにしなければならない。僕らの夜ではなかったね。このレベルで負けたとき、あまりパフォーマンスをほめたくないものだが、我々はずっと向上していた。クラブは、このコンペティションでさらに上を目指した。選手たちは、この気持ちを将来につなげられるだろう」

 欧州CLでの敗退が決まり、残すはリーグ戦のみとなった。「チェルシーのためにプレーしているのだから、どの試合でもすべてを捧げなければならない。今シーズンを戦い抜くために、誰も逃げてはならない」。次節、第33節ブレントフォード戦で、まずは新体制初白星を目指す。

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