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放ったシュートは5倍以上の31本、しかし得点はゼロ…パリSG指揮官「フットボールは時に不公平」

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パリSGの準決勝敗退が決まった

 幾度となくゴールに迫った。そして、31本ものシュートを放った。しかし、パリSGのスコアは最後まで動くことなく、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝敗退が決まった。

 1日にドルトムントのホームで開催された第1戦を0-1で落としたパリSG。7日にホームで迎えた第2戦では巻き返しを図るも、なかなか決定機を創出できず。後半2分にはFWキリアン・ムバッペが送ったクロスの流れからMFウォーレン・ザイール・エメリが好機を迎えるも、シュートは右ポストを叩いた。

 後半5分にCKからDFマッツ・フンメルスにヘディングシュートを叩き込まれて先制を許すと、さらに圧力を強めていく。好機は生み出した。しかし、16分にDFヌーノ・メンデスが放ったシュートが右ポスト、41分にムバッペ、43分にMFビティーニャが放ったシュートがともにクロスバーを叩くなど、ドルトムントゴールをこじ開けられない。

 最終的には、ドルトムントの6本に対して5倍以上となる31本ものシュートを放ちながらも、最後までパリSGにゴールは生まれず。0-1のままドルトムントに逃げ切られ、2試合合計0-2で敗れて決勝進出を逃した。

 なお、パリSGは第1戦で14本のシュートを放っており(ドルトムントは12本)、2試合合計で45本のシュートが空砲となった。

『UEFA.com』によると、準決勝敗退後にルイス・エンリケ監督は「何よりも先に感じるのは悲しみだ。他に言いようがない。我々は2試合で劣っていたわけではなかった。フットボールは不思議なゲームで、時に不公平だ。我々は31本のシュートを放ちながら得点できなかった。しかし、試合に勝つにはゴールを決めなければならない、枠に当てずにね」と悔しさを滲ませている。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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