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[EL]細貝が左SBでフル出場、レバークーゼンで公式戦デビュー飾る

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 ヨーロッパリーグ(EL)の2012-13シーズンが20日、開幕し、各地でグループリーグ第1節を行った。日本代表MF細貝萌の所属するレバークーゼン(ドイツ)はホームでメタリスト(ウクライナ)と対戦。細貝は左SBで今季公式戦初出場初先発となり、レバークーゼンでの公式戦デビューを飾った。積極的な攻撃参加から果敢にシュートも狙うなどフル出場したが、ゴールに絡むことはできず、チームも0-0で引き分けた。

 アウクスブルクからレンタル元のレバークーゼンに復帰した今季、ここまでブンデスリーガ3試合にベンチ入りしながら出番に恵まれていなかった細貝についにチャンスがめぐってきた。左SBで移籍後初出場初先発。立ち上がりから果敢な攻撃参加を見せた。

 前半2分、左サイドのスペースに走り込んだMFベララビに預けると、細貝もゴール前に進入。ベララビのマイナスの折り返しに左足で合わせた。シュートは相手DFの手に当たったように見えたが、ノーホイッスル。惜しくもゴールとはならなかったが、開始早々、PA内まで進入し、決定機に絡んだ。

 右SBのDFシェバーブと細貝という両SBが積極的なオーバーラップを見せ、メタリストを押し込むレバークーゼンだが、決定力を欠く。前半35分には再び細貝にチャンス。シェバーブの右クロスに逆サイドから走り込み、右足ダイレクトボレーで合わせたが、ゴール上へ外れた。

 0-0で折り返した後半もレバークーゼンが主導権を握るが、メタリストの粘り強いディフェンスをこじ開けられない。後半18分にはMFゴンサロ・カストロ、FWシュールレを同時投入。さらに攻勢を強めるが、後半37分、シュールレのスルーパスに抜け出したベララビのシュートはGKの好セーブに阻まれる。さらにこぼれ球に反応したシュールレのシュートはクロスバーを直撃。怒涛の波状攻撃も、あと一歩及ばなかった。

 後半40分には右サイドからのクロスボールが逆サイドに流れ、ファーサイドから走り込んでいた細貝が右足でシュートを狙うが、DFがブロック。細貝は最後まで運動量を落とすことなく、上下動を繰り返したが、1点が遠かった。試合はそのまま0-0で終了。スコアレスドローで勝ち点1を分け合った。


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