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[EL]インテル惜しい…第1戦の3点ビハインドを追いつくも一歩及ばず

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 ヨーロッパリーグ(EL)は14日、決勝トーナメント2回戦第2戦を各地で行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテル(イタリア)はホームでトッテナム(イングランド)と対戦。延長戦までもつれ込んだ一戦は、インテルが4-1で制したものの、2戦合計では4-4、アウェーゴールの差で逆転することは出来ず、16強での敗退が決定した。なお、左ひざを負傷している長友はこの日もベンチ入りメンバーから外れている。

 7日に行われた敵地での第1戦では全くいいところなく敗れてしまったインテルだが、第2戦は前半から攻勢を仕掛けた。まずは20分、FWロドリゴ・パラシオのクロスをFWアントニオ・カッサーノが頭で合わせて、先制に成功した。

 後半に入ってからも主導権を握る展開は変わらなかった。そして7分、MFエステバン・カンビアッソのスルーパスで抜け出したパラシオが、落ち着いて追加点を奪い、2戦合計スコアでも1点差に詰め寄った。

 するとついに後半30分、待望の3点目が生まれた。ゴール左でFKを獲得したインテルはカッサーノが直接狙う。壁に当たってコースの変ったボールは、ゴール前のDFウィリアム・ガラスに当たって、そのままゴールに吸い込まれていった。2戦合計で全くの同点となった試合このままは延長戦にもつれ込んだ。

 だが延長に入ると、いきなりスパーズに反撃を許してしまう。延長前半6分、MFムサ・デンベレのシュートはGKサミール・ハンダノビッチが防ぐが、こぼれ球をFWエマニュエル・アデバヨルに押し込まれ、勝ち越しゴールを奪われてしまった。

 アウェーゴールを奪われ、意気消沈したインテル。延長後半5分にカッサーノのクロスをMFリッキー・アルバレスが頭で合わせ、1点を返したが、アウェーゴールの差を埋めることは出来ず。意地を見せたが一歩及ばず、16強での敗退が決まった。


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