次の相手ポルトとは「非常に難しい2試合に」

　ナポリは27日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグでスウォンジー・シティと対戦し、ホームで3-1と勝利した。ベスト16進出を決めたラファエル・ベニテス監督は、満足感を表している。

　敵地でのファーストレグをスコアレスドローで終えていたナポリは、FWロレンツォ・インシーニェのゴールで先制するも、その後追いつかれる。だが、FWゴンサロ・イグアインの追加点で再び勝ち越すと、終了間際にMFギョクハン・インレルがダメ押しとなる3点目を挙げて突破を決めた。

　ベニテス監督は試合後、次のように語った。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「苦しんだが、とても強いスウォンジーを相手に突破を決めることができた。今日は3ゴールを決めることができたね。ラウンド突破を喜ばなければいけない。リードを広げるチャンスを何度かミスしたこともあり、苦しむことになった。もっと決定力をつけなければいけない」

「同点とされてから、スウォンジーはとてもうまく守備を固めてカウンターのチャンスを手にした。だが、我々もうまく苦しみに耐え、インテンシティーを出したんだ。それによって攻撃ができ、再び勝ち越すことができたんだよ」

　ナポリは決勝トーナメント2回戦でポルトと対戦する。

「彼らはクオリティーのあるチームで、欧州での経験を持っている。とても難しい2試合になるだろう。私はあそこをよく知っているが、ファーストレグから厳しい戦いになるだろうね。ELで勝ち進むことができれば、我々はうれしい。ただ、リーグ戦に向けてエネルギーをうまくコントロールすることも忘れてはいけない」

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