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[EL]ベニテス:「ナポリの今季に満足している」

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EL敗退も胸を張る指揮官

 ナポリは20日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦セカンドレグでポルトと対戦し、ホームで2-2と引き分けた。2試合合計スコアで2-3とベスト8進出を果たせなかったラファエル・ベニテス監督だが、チームの今季に満足だと強調している。

 敵地でのファーストレグで0-1と敗れていたナポリは、ホームでのこの日の試合でFWゴラン・パンデフが先制点を挙げ、逆転突破に望みをつなぐ。だが、69分に同点とされて2ゴールが必要となると、76分にMFリカルド・クアレスマの逆転弾を許して万事休す。アディショナルタイムにFWドゥサン・サパタのゴールで追いつきはしたが、準々決勝に進むことはできなかった。

 ベニテス監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。

「我々はゴールを決めるまでスペクタルな試合をした。インテンシティーを出し、ディフェンスの位置が高いポルトを相手にポゼッションをした。だが、先制点を挙げられたが、2点目を奪えなかったね。そこで勝負を決めなければいけなかった。もっと正確にならなければいけないんだ。彼らには素晴らしいクオリティーがあるのだからね」

「カジェホンと(マレク・)ハムシクを(先発から)外したこと? 我々はマネジメントしなければいけない。42試合を戦ってきたんだ。だから、ローテーションをする。パンデフのようなクオリティーのある選手を使ってね。彼は素晴らしい試合をした。シーズンを通じてこうやってきたし、今夜も全員が素晴らしいパフォーマンスだったよ」

 リーグ戦ではローマと2位争いを繰り広げているナポリ。ベニテス監督はこう続けている。

「監督就任1年目で、多くの新しい選手たちが加わった。欧州での戦いも、セリエAにしても、チームに満足するばかりだよ。我々はポルトを相手にスペクタクルな試合をした。だが、結果に驚くことはない。どこが優勝するか? ベストのチームが勝たなければいけない」

 昨年夏、ドルトムントからハノーファーに移籍したMFレオナルド・ビッテンコートについても質問された。

「ハノーファーでのプレーについて非常にポジティブな印象だよ。彼が必要なのは出場時間だったんだ。コットブスから獲得したとき、我々が見込んだ才能を証明しているね。そして今はチームとともに彼の安定感も増している。ここ数週間、ゴールを脅かしているし、多くの素晴らしいラストパスを出しているね」

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