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「PKのための練習は無駄」チェルシー監督が“肝っ玉”PK勝ちを称賛

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チェルシーがPK戦の死闘を制した

 チェルシーは9日、UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)の準決勝第2戦でフランクフルトと1-1で引き分け、2試合合計2-2で延長戦に突入。PK戦の末に4-3で下した。マウリツィオ・サッリ監督は「すばらしい肝っ玉を見せてくれた」と選手たちを褒め称えた。『BTスポーツ』に語った内容を『スカイスポーツ』が伝えた。

「PKの用意はしていなかった。練習でもキックの調子はとても良かったからだ。とはいえ、PK戦のプレッシャーは特別なものだ。勝つためにはすばらしい肝っ玉が必要になる。PKのための練習は本当に無駄だと思うよ」。サッリ監督はそう持論を展開した。

 90分を1-1、2試合合計2-2で決着がつかず、延長戦に突入。120分の死闘の末に迎えたPK戦とあって、選手たちの消耗は激しい。「いまは休む必要がある。エネルギーを回復させなければならない。それぐらいみんな本当に疲労しているんだ」。前半のうちに先制に成功したが、後半の入りが悪く、隙を突かれて失点した。

「とてもいい前半戦だった。その後、後半戦の最初の時間帯でトラブルに陥った。守備で受け身になってしまいゴールを許した。パニックの時間が10分以上も続いてしまったんだ」

「試合の終盤や延長では良くなっていった。選手たちは本当に疲れていたのだと思う。ここまで60試合もこなしたあとに、120分ものあいだ戦うのはとても厳しいことだ。それにこの試合ではクリステンセンやロフタス・チークが負傷したというアンラッキーもあった」

「負傷者を抱えながら試合を始め、試合中にも2人の負傷者を出した。簡単ではなかったが、なんとか決勝に進むことができた」。負傷退場したMFルベン・ロフタス・チークについては「深刻な怪我ではない。後半30分頃から足がつってしまったんだ」としている。

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