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EL準優勝のマンU…敗将スールシャールは今後の行動を語る「この後どうするか、2つある」

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オーレ・グンナー・スールシャール監督が悔しさを滲ませる

 マンチェスター・ユナイテッドは26日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝でビジャレアルに敗戦。1ー1のPK戦の末、10ー11で屈した。オーレ・グンナー・スールシャール監督が悔しさを滲ませた。『ラプトリー』が伝えている。

 4年ぶり2度目の優勝を目指し、決勝に臨んだユナイテッド。先制点を許したものの、後半10分にFWエディンソン・カバーニがゴールをこじ開け、試合を振り出しに戻した。そのまま120分間で決着はつかず。PK戦は互いに11人目まで及び、GKダビド・デ・ヘアが失敗し、無念の敗戦となった。

 スールシャール監督は「ゴールを決める選手や試合に勝つ選手をたくさん抱えてスタートしたので、優位に試合を進められることを期待していた。しかし先制点を奪うことはできなかった」と試合を振り返る。「相手の最初のチャンスで、唯一のシュートを決められてしまったのは残念だ。もちろんがっかりしたよ。自分たちが得点した後、5分から10分くらいは押していて、試合がこのまま進むように思えた。しかしその後はうまくいかなかった」と悔しさを滲ませた。

 ユナイテッドでの初タイトルを逃し、「この失望感は最悪だ。選手としても監督としても、最も記憶に残る瞬間だと思う」と肩を落とす。しかし気持ちを切り替えて、今後について口を開いた。

「この後どうするかは2つある」

「このまま自分を哀れに思い、休暇をとって何もしないでいるか。ホームに戻って、さらに強くハングリーになって、最初の1分から準備ができているようになるか」

「今シーズンはいいスタートを切れなかった。優勝争いをするには、あまりにも遅れをとってしまっていた。本当にいい形でスタートを切らなければならない」

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