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EL初出場のウニオン・ベルリン、最終節勝ってプレーオフ進出! W杯落選の原口元気は先発で67分間プレー

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MF原口元気

[11.3 ELグループD第6節 サンジロワーズ 0-1 ウニオン・ベルリン]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は3日、グループリーグ最終節を行い、MF原口元気所属のウニオン・ベルリン(ドイツ)がロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ(ベルギー)を1-0で破った。この勝利でグループ2位の座を守り、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)各組3位と戦うプレーオフ進出が決定。カタールW杯日本代表メンバーから落選した原口は、5-3-2の中盤インサイドハーフで先発し、約62分間プレーした。

 すでに首位通過が決まっているサンジロワーズのホームに乗り込んだウニオン・ベルリン。前半6分にさっそく試合を動かした。FWシェラルド・ベッカーが右サイドに開きながら浮き球を受け、そのままボレー気味にゴール前にクロスを送ると、FWスベン・ミヒェルが厳しい体勢で反応。かろうじて足に当てたボールがGKの逆を突き、ゴール右隅に吸い込まれた。

 その後はサンジロワーズが攻め込む場面もありながら、ウニオン・ベルリンはGKフレデリク・レノウのファインセーブなどで持ち堪える。すると後半開始時、何らかのアクシデントがあったか、レノウに代わってGKレナート・グリルが投入された。そして同6分には、グリルのパンチングミスからMFシモン・アディングラに危険なボレーシュートを放たれ、ヒヤリとするピンチもつくられた。

 そんなウニオン・ベルリンは後半に入って厳しい時間が続いていたが、後半13分には原口が自陣深くまで戻り、献身的な守備を披露。同15分にはグリルのパントキックが相手守備陣のクリアミスを誘うと、S・ベッカーが相手GKを強襲する惜しいシュートを狙った。そして同17分、ウルス・フィッシャー監督は3枚替えを敢行。原口が下げられ、MFアンドラーシュ・シェーファーらが投入された。

 その後はウニオン・ベルリンが持ち直し、試合はそのままタイムアップを迎えた。現行のELは各グループ首位が決勝トーナメントにストレートインし、各グループ2位は欧州CL各組3位とのプレーオフに進める一方、各グループ3位はUEFAヨーロッパ・カンファレンス・リーグ(ECL)に回るレギュレーション。ウニオン・ベルリンはクラブ史上初のELで、プレーオフに進む権利を獲得した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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