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欧州カップ戦初陣のブライトン、VAR→PK獲得で2度追い付くもAEKアテネにホームで敗れる…三笘は86分までプレー

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ブライトンMF三笘薫

[9.21 欧州ELグループB第1節 ブライトン 2-3 AEKアテネ]

 UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)は21日にグループリーグ第1節を行った。グループBでは、日本代表MF三笘薫が所属するブライトン(イングランド)がAEKアテネ(ギリシャ)をホームに迎え、2-3で敗れた。第2節は10月5日に開催され、ブライトンはマルセイユ、AEKアテネはアヤックスと対戦する。

 ブライトンは直近の16日プレミアリーグ第5節マンチェスター・U戦(○3-1)から三笘、MFパスカル・グロス、DFヤン・ポール・ファン・ヘッケ、GKジェイソン・スティールを除く先発7人を変更。FWアンス・ファティ、MFソリー・マーチらがスターティングメンバーに名を連ね、クラブ史上初の欧州カップ戦に臨んだ。

 ホームで初戦を迎えたブライトンだったが、前半11分、左サイドから蹴り出されたCKに走り込んだDFジブリル・シディベに豪快なダイビングヘッドを叩き込まれ、AEKアテネに先制を許してしまう。

 27分にはブライトンがゴールに迫る。PA内に侵入したFWジョアン・ペドロがDFエフサン・ハジサフィに倒されたものの、シュミレーションと判断されてJ・ペドロにイエローカード。しかし、VARが介入した結果、ファウルとなってブライトンがPKを獲得し、J・ペドロのイエローは取り消しに。そして、キッカーを務めたJ・ペドロ自身がきっちり沈め、試合を振り出しに戻した。

 だが、40分にセットプレーからMFミヤト・ガチノビッチにネットを揺らされ、再びAEKアテネにリードを奪われてしまう。4-2-3-1の左サイドハーフの位置に入った三笘は、対面するシディベの監視下に置かれるだけでなく、ボールを受ければ複数人で対応されるなど、警戒されて決定機を生み出すまでには至らなかった。

 2-1と1点をリードされたまま後半を迎えると、19分に相手選手のコントロールミスからPA内でボールを奪ったJ・ペドロがDFダミアン・シマニスキに倒されると、再びVARが介入してブライトンにPKが与えられる。またもやキッカーを務めたJ・ペドロがPKを成功させ、スコアを2-2とした。

 しかし、39分、自陣から送られたロングボールの流れからFW エセキエル・ポンセAEKアテネに勝ち越しゴールを許してしまう。41分にはブライトンベンチが動き、三笘とMFビリー・ギルモアに代えてFWシモン・アディングラとMFファクンド・ブオナノッテを投入。アディショナルタイムの13分を含め、猛攻を仕掛けたブライトンだったが、GKチツァン・スタンコビッチの好守にも遭って同点ゴールは奪えず。3-2のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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