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[EL]フンテラールのハットでシャルケが延長戦制し16強入り、内田は出番なし

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 ヨーロッパリーグ(EL)は23日、決勝トーナメント1回戦第2戦を行い、DF内田篤人の所属するシャルケ04(ドイツ)はホームでビクトリア・プルゼニ(チェコ)と対戦した。10人を相手に延長戦にもつれ込むなど苦しんだが、FWフンテラールが延長戦で2得点を挙げるなどハットトリックを達成し、3-1で振り切ると、2戦合計4-2で2回戦進出を決めた。3月8、15日に行われる2回戦ではトゥエンテ(オランダ)と対戦する。19日のボルフスブルク戦(4-0)で公式戦4試合ぶりに先発した内田だが、この日はベンチスタートとなり、最後まで出番はなかった。

 敵地での第1戦を1-1で折り返したシャルケは前半7分、MFドラクスラーのシュートをGKが弾いたこぼれ球にフンテラールが詰め、左足で押し込む先制点。2試合合計2-1とリードを奪った。その後も試合の主導権を握るが、なかなかフィニッシュまで持ち込めず、追加点を奪えない。1-0で折り返した後半15分にはプルゼニFWバコシュが一発退場。数的優位に立った。

 しかし、後半40分、途中出場のFWオバシの突破からフンテラールがフリーでシュートを放つものの、枠を外れるなど試合を決め切れない。するとプルゼニは後半43分、右クロスのこぼれ球をMFライトラルが蹴り込む同点弾。土壇場で1-1の同点に追いつくと、2戦合計でも2-2に持ち込み、延長戦に突入した。

 10人のプルゼニを押し込むシャルケだが、延長前半6分、MFバウムヨハンのミドルシュートもゴール上へ。延長前半ロスタイムにはオバシが強烈な右足ミドルを放つが、わずかにゴール左に外れた。一方的に攻め込みながら2点目が遠かったが、延長後半1分、オバシの右クロスをフンテラールがねじ込み、2-1。ようやく勝ち越しに成功すると、延長後半ロスタイムにはフンテラールがハットトリック達成となる追加点で3-1とダメを押し、2戦合計4-2で16強入りを決めた。


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