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[ケイスポ]慶應義塾大vs専修大 試合後の慶應義塾大コメント

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[慶應スポーツ ゲキサカ版]
[5.17 関東大学1部・前期リーグ 第10節 慶應義塾大1-6大専修大 西が丘]

 6月17日、関東大学サッカー1部リーグ第10節が行われ、慶大は昨季のインカレ王者専大と対戦した。主力に怪我人が相次ぎ苦しいチーム事情の中、今季初の3-4-3を採用。試合は今季最多の6失点を喫し、専大との実力差を見せつけられる結果となってしまった。

以下、慶應義塾大コメント

●須田芳正監督
―前半を見た限りここまで点差の開く試合ではなかったと思うが。
「決められるところで決めていれば、もうちょっと接戦になっていたかもしれないですね。うちは6人7人が足をつっているわけだし、そういったところで相手との見えない差というのは歴然だったし、トータルで90分間を見たらこの点差は妥当かなと。逆にもうちょっととられるのかなと思っていました」

―相手にはサイドを中心に攻め込まれていましたが?
「3バックだったので、そこはと思ってはいたが、とられ方が悪すぎますよね。逆にうちらがしっかり繋いでいればサイドをついてもう少し攻撃できたと思います。うちらのポゼッションの質が悪すぎる。パスコースを作ってパスを回すことができなくて、パスを相手にプレゼントしてしまったりということがあまりにも多すぎたのでしょうがないですね」

―前期は残り1試合だがこれまでの結果をどう思うか?
「ある意味これだけ内容が悪いなりには3勝したというのは、数字的には悪くないと思います。だから結果的に見れば悪くはないかなと。今の実力だと。ただ内容をもう少し安定させたいです。内容が安定しなければリーグ戦ではいい成績は収められないということは分かっているとは思います」

―次節に向けて。
「決めるのは選手たちなので、どれだけ本気になって試合を意識してトレーニングするか。それは監督が決めることではないと思います。選手たちがこの結果をどう受け止めて、来週の試合に向けて明日からどう行動していくかが重要だと思います」

甲斐公博(4年=横浜FMユース)
―今シーズン初出場となりましたが?
「藤田や松岡がいないという中で、自分が引っ張ってなんとかやらなくてはいけなかったんですけど、個人的な力不足です」

―キャプテンを任されていたが?
「自分がやることというのは、後ろから声をかけて、いかに前の選手を動かすかということだったんで、そんなに意識したことはないです」

―次節の筑波戦に向けて。
「このままでは絶対に出ることはできないと思うし、自分も目の色を変えて明日から次節に向けてトレーニングしていきたいと思います」

赤木努(4年=大宮ユース)
―試合を振り返って。
「力の差が出たかなという印象です」

―スタメン出場だったが、自身の出来を振り返って。
「とにかくまずは運動量の部分で勝りたいということで、上下運動に関しては意識していたんですけど、無駄な動きも多いし、自分がボールを持った時もミスが多くて、本当に何もないという感じですね」

―筑波大戦に向けて。
「自分たちはチャレンジャーですし、自分たちの力を出すためにも、この1週間で精一杯の準備をするしかないと思います」

武藤嘉紀(2年=F東京U-18)
―ドリブルで相手を翻弄するシーンもありましたが、自身のプレーの感触は?
「だいぶ膝のほうもよくなってきてドリブルとかもできるようになってきました。ただやっぱり前半のキックの面だったりシュートの面ではまだ質をあげなきゃいけないなと思うところもありましたし、ドリブルでも得点に絡めるようなプレーをしていきたいです」

―やりたいサッカーができなかった原因は?
「今日初めて先発で出た選手などがちょっと慌ててしまったり、前半から自分たちのポゼッションをやらずにビビって前に蹴ってしまったりすると、リズムが作れないですし、攻撃にかける枚数も少なかったし、負けて当然だったと思います」

―追加点を奪うためには何が必要ですか?
「自分がいい動きをしたときにパスが出てこなかったり、自分がボールを持っているときにも、もっとフリーの人がいるにもかかわらず自分で行ってしまったり、パスとドリブルの選択が自分も周りの選手も良くなかったと思います。そこを上げていければいいなと思います」

[写真]今季初スタメンを飾った甲斐

(取材・文 慶應スポーツ新聞会)

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