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[コマスポ]神大戦勢いを持続させ勝利を掴め

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 第87回関東大学サッカーリーグ戦2部第17節は、20日に法政大学城山サッカー場で神奈川大と対戦する。前節の朝鮮大戦では後期初先発だった、DF須貝暁(3年=駒澤大学高)のアーリークロスに頭で合わせた小牟田洋佑(3年=前橋育英高)がヘディングで先制点を挙げ、さらに、若山瞭太(4年=加藤学園暁秀高)のゴールで、2-0で勝利した。特に目立ったといった選手は若山である。若山はセンターハーフと中堅役として試合を展開させ、中盤の攻撃的な位置や守備的な位置に加え、抜群の安定感を兼ね備える。この試合では、2点目にペナルティーエリア外のミドルレンジから強烈なミドルシュートを放ち、追加点を加えた。神大戦でも若山の活躍に期待したい。

 次節対戦する神奈川大は、前節に拓殖大に2-2に引き分けた。駒大は、拓殖大に2-1と逆転勝ちを喫し、しかも、前半戦では4-1で完勝した神奈川大にどういう試合をするか見ものである。神奈川大は現在勝ち点20で8位と降格の可能性がないわけではない。勝ち点3が欲しい神奈川の注目すべき選手は、小牟田と現得点タイトップの伊東純也(3年=逗葉高)だ。拓殖大には2得点とチームに欠かせないストライカーで、その得点能力は、12年度デンソーカップチャレンジ関東選抜Aに選ばれるほどの実力を持ち、ドリブルと「相手の逆を突くプレー」を持ち味としている。勝利するには彼を抑え、得点をさせない守備をしなくてはならない。5アシストと活躍を見せる長野祐太(3年=川崎F U-18)も要注意だ。正ポジションはDFながらも、MFとしても使える。彼を中心としてゲームを作ってくるだろう。

 神奈川大に対して、駒大の特にキープレイヤーとして注目すべき選手は、CBの平尾優頼(3年=市立船橋高)とノリに乗っている川岸裕輔(3年=前橋育英高)である。朝鮮大では無失点で守り抜いたが、神奈川大の伊東に対して守り続けるのか。今シーズンの成績を分析すると1失点以内の試合は、少なくとも負けることなく引き分けている。無失点もしくは1失点で防げば、駒大の勝利が見えてくるだろう。攻撃面ではもちろんFWの小牟田である。彼を中心にボールを集め、ポストプレーで周りを生かし、その高さで多くのゴールを量産してほしい。

 神奈川大戦に対して秋田浩一監督は、「勝つというのが1番大事なので、勝ちにこだわってやりたいと思う」とコメント。必ず勝利して、現在2位の駒大と3位との勝ち点を広げ、そして、首位の東京国際大を抜き、首位に浮上して欲しい。

(文 駒大スポーツ 釘宮和希)
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