beacon

[コマスポ]残りあと2節、逆転優勝に向けてラストスパート

このエントリーをはてなブックマークに追加
[駒大スポーツ ゲキサカ版]

 第87回関東大学サッカーリーグ戦2部第21節は、16日に東海大学湘南校舎サッカー場で駒大は東京学芸大と対戦する。前節の青学戦はお互い決定機も少なくスコアレスドローに終わり勝ち点1に留まった。しかし、首位を走る東国大も引き分けたため、勝ち点差に変化はなかった。残り2節。最終節に東国大との大一番を残している駒大。今節の結果次第では東国大の優勝が決まる可能性があるため駒大にとっては絶対に落とせない、重要な試合になる。
“逆転優勝へ” 今節は7位の学芸大と激突する。前期の対戦では0-2とリードされながらも、後半に4得点を奪って鮮やかな逆転勝利を飾って見せた。勝ったものの学芸大には苦しめられた印象が残っている。サンフレッチェ広島に入団内定の茶島雄介(4年=広島ユース)から繰り出されるあらゆるキックには注意が必要である。両サイドバックが絡む攻撃にも迫力があり、難しい試合になることが予想される。

 それでも今の駒大守備陣には好調さが覗える。ここ5試合のリーグ戦で失点はわずか1点。この堅守が昇格を支えたのは言うまでもないだろう。その強靭な守備で今節も学芸大の攻撃を封じて欲しいところだ。攻撃陣は前節、後期初めて無得点に終わった。注目すべき選手は小牟田洋祐(3年=前橋育英高)だ。前節ゴールは奪えなかったものの現在得点ランクトップタイの小牟田。自身の得点王に向けて、そして優勝に向けて貪欲にゴールへ迫っていって欲しい。

 優勝争いをしている中、さらに最終節がその優勝を争う直接対決となれば自ずと注目度はそちらに増すだろう。駒大にとって今節の試合は最終節の「決勝戦」への挑戦権を賭けた試合だ。どんなに悪くとも勝ち切ることができなければ優勝は遠のいてしまう。昇格という1つの大きな目標を達成した駒大にとって進化が問われる一戦になるだろう。
“逆転優勝へ” 最高のシナリオを実現するために。絶対に負けられない戦いに赤黒イレブンは挑んでいく。

(文 駒大スポーツ 権平雅大)
PR:駒大スポーツでは、今流行のつぶやきサイト「Twitter」で試合の速報、さらに試合内外で見つけた細かな話題をつぶやいております。「koma_football」で検索して、ぜひフォローをお願いします。

TOP