[3.11 デンチャレ グループA 関東選抜B 1-0 東海選抜]

　関東大学選抜Bが東海大学選抜を1-0で下し、決勝進出を決めた。13日の決勝は、関西選抜か関東選抜Aと対戦する。

　勝ち点4で並ぶチーム同士の対戦。得失点差では東海選抜が優位に立つが、勝った方が決勝進出と分かりやすい状況でグループ最終戦の直接対決を行った。

　試合は前半途中に大きなアクシデントがあった。東海選抜のDF和田侑樹(東海学園大3年=四日市中央工高)が競り合った着地の際に後頭部から地面に落下。そのままピッチ脇に出されると、救急車も入る非常事態となった。試合は約15分の中断を経て再開されたが、前半はスコアレスで折り返した。

　スコアが動いたのは後半3分のことだった。関東選抜Bは左サイドから崩しにかかると、エリア内に入ったマイナスのボールをMF樋口堅大(順天堂大2年=大津高)が左足で狙う。グラウンダーのシュートがオール右隅に収まり、歓喜の輪が作られた。

　東海選抜もカウンターからチャンスを作るが、MF永田貫太(中京大2年=鵬学園高)の左足で狙った決定機は、GK近藤壱成(法政大3年=磐田U-18)の好セーブに阻まれる。本大会3試合目にして初の無得点で敗れ、3位決定戦に回ることになった。

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