beacon

[関東]大改革の年に…3部新設、ホーム&アウェー導入に加え各節ごとの背番号変更も可能に

このエントリーをはてなブックマークに追加

会見には1部リーグを戦う大学の主将が出席した

 4月1日に開幕する第97回関東大学サッカーリーグ戦のオンライン記者会見が27日に行われ、1部リーグを戦う12大学の主将が登壇した。

 昇格組の東海大と開幕戦で対戦する王者明治大の井上樹主将(新4年=甲府U-18)は、「昇格してきて勢いがあって、前から大胆にプレーしてくる印象」と週末のゲームへの警戒を強めると、「経験を活かして勝利に貢献してほしい」と、現在U-22日本代表で欧州遠征中のFW佐藤恵允(新4年=実践学園高)を勝利のキーマンに挙げた。

 リーグとして大きな改革に乗り出す年になる。変更点は大きく3つ。3部リーグ制と原則的なホーム&アウェー方式の導入に加え、新たに初期登録選手制度の撤廃が発表になった。

 昨年までは前期と後期の開幕前に30名を初期登録。そこに各節ごとに追加登録選手を加えていくやり方だった。背番号も前後期の開幕時点で30番までが決まっており、追加登録選手は31番から順番に埋めていった。

 しかしこの制度の撤廃、毎節2日前に30名を登録をし直すことから、試合ごとに背番号を変更することが可能となる。またチーム内の社会人チームに登録がある選手の登録条件も緩和されるという。

 これについて関東大学サッカー連盟の中野雄二理事長は、「コロナの影響もあって多くの選手に固定の番号を与えると、ユニフォームを何枚作らないといけないといった経費的な問題も出ていた。公式戦の2日前に30名の予備登録をして、その中の20名がいつでも出られるという形を取るためには、流動的にせざるを得なかった」と説明。

 リストの公表等は行われない見込みだが、「スカウティングやデータを背番号で管理しているところには非常に申し訳ないが、今年こういう形でやらせてもらって、どういう混乱があるのかを検証したい」と理解を求めた。

【第1節】
(4月1日)
[味の素フィールド西が丘]
東海大 14:00 明治大

(4月2日)
[RKUフットボールフィールド]
流通経済大 14:00 中央大

[拓殖大八王子国際キャンパスサッカー場]
拓殖大 14:00 日本大

[東京国際大坂戸キャンパス第一グラウンド]
東京国際大 14:00 筑波大

[非公表]
法政大 14:00 東洋大

[桐蔭学園多目的グラウンド]
桐蔭横浜大 17:00 国士舘大

●第97回関東大学L特集

TOP