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[関東]首位筑波大はドローも無敗継続、東国大が2位浮上、明大は10人で法大に逆転勝ち:第8節

23/6/10 21:11 【大学一覧】

　関東大学サッカーリーグ1部の第8節が10日に行われた。明治大は法政大に2-1で勝利。1-1の前半44分にMF島野怜(2年=仙台育英高)が一発退場となり数的不利を強いられるが、後半8分にMF中村草太(3年=前橋育英高)がカウンターから決勝点を奪った。

　10人での逆転勝ちに栗田大輔監督も「10人になってからも守勢に回るんじゃなくて、チャンスでは攻撃もするし、守備も明治らしく守れた。この自信を1試合で終わらせないように、来週ボトムアップ出来るようやってもらいたい」と満足げに話した。

　首位の筑波大は桐蔭横浜大と1-1で引き分け。前半を1点ビハインドで折り返したが、後半13分にセットプレーからオウンゴールで追いついた。連勝は3で止まったが、今季の負けなしはキープした。

　2位には東京国際大が浮上。日本大と対戦すると、後半にFW吉田桂介(3年=大宮U18)が2ゴールを記録。2連勝で首位と勝ち点4差に詰め寄った。

　東洋大は流通経済大と2-2で引き分け。2点リードで終盤を迎えたが、後半37分からまさかの2失点でドローに持ち込まれた。順位を3位に後退。最下位の中央大は拓殖大と1-1で引き分けて今季2度目の勝ち点1を獲得したが、初勝利はならなかった。

　11日には東海大対国士舘大の1試合を開催。アミノバイタルカップ開催のための中断前最後となる第9節は17日に行う。

【第8節】
(6月10日)
[RKUフットボールフィールド]
流通経済大 2-2 東洋大
[流]松永颯汰(82分)、前田陸王(90分)
[東]新井悠太(35分)、高橋輝(49分)

[スポーツ日大アスレティックパーク稲城サッカー場]
日本大 0-2 東京国際大
[東]吉田桂介2(50分、74分)

[中央大多摩キャンパスサッカー場]
中央大 1-1 拓殖大
[中]家坂葉光(43分)
[拓]三浦敏邦(37分)

[筑波大第一サッカー場]
筑波大 1-1 桐蔭横浜大
[筑]オウンゴール(58分)
[桐]笠井佳祐(40分)

[非公表]
法政大 1-2 明治大
[法]久保征一郎(19分)
[明]林晴己(21分)、中村草太(53分)

(6月11日)
[レモンガススタジアム平塚]
東海大 14:00 国士舘大

(取材・文　児玉幸洋)

●第97回関東大学L特集

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