トッテナムウィメンは18日、アーセナルウィメンの日本女子代表(なでしこジャパン)FW岩渕真奈(29)が期限付き移籍で加入することを発表した。クラブ公式サイトによると、契約期間は今季終了まで。背番号は「20」に決まった。

　これまで岩渕は日テレ・ベレーザ、ホッフェンハイム、バイエルン、INAC神戸レオネッサと渡り歩き、2021年1月にアストン・ビラへ移籍。アーセナルには同年5月から所属していた。

　同日に自身のインスタグラム(@iwabuchi.m_jp)を更新し、「残りのシーズンにトッテナムでプレーできるのはとても幸せです!!!! チームのために頑張ります レッツゴー!!!!」と意気込みを綴っている。さらに長文で今回の移籍に関する思いも記した。

「アーセナルからトッテナムへ期限付きですが移籍する事になりました。もちろんアーセナルとトッテナムの関係値は自分でも理解はしています。自分自身も正直ものすごく悩み苦しみました」

「その中でのこの移籍という事で、いろいろ思われる事はあると思いますが、求められたチームで精一杯プレーする事に変わりはないです」

「またサッカー選手としてのキャリアも終盤に差し掛かっている今、自分の夢や目標に向かって最善の決断をさせてもらい、そのせいで裏切ってしまった人もいるかもしれません。特に大好きなアーセナルファンのみなさんには申し訳ない気持ちでいっぱいです」

「どんな場所でも自分らしく頑張りたいと思います。今シーズンはスパーズのために、そしてその先の未来のために、全力で日々努力していきたいと思っています」

　トッテナムは現在、ウィメンズ・スーパーリーグ(イングランド女子1部)で12チーム中8位。次戦は22日に行われ、ホームでレスター・シティと対戦する。

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