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日本vsオマーン 試合後のル・グエン監督会見要旨

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[6.3 W杯アジア最終予選 日本3-0オマーン 埼玉]

 W杯アジア最終予選は3日、開幕し、B組の日本代表はホームでオマーン代表と対戦し、3-0で快勝した。前半12分、MF本田圭佑のゴールで先制すると、後半6分にFW前田遼一、同9分にFW岡崎慎司が追加点。オマーンの反撃にも冷静に対応し、そのまま無失点で逃げ切り、最終予選初戦を完封勝利で飾った。

以下、オマーンのル・グエン監督の会見要旨

ポール・ル・グエン監督
―今日の試合に向けてどのような準備をしてきたのか?
「今日の結果はとても残念だ。日本は素晴らしい出来だった。日本のような非常に高いレベルのチームと我々のチームの間には格差があるということを認めないといけない。チャンスをつくることもできなかったし、ほぼ何もできなかったという状況で、これからさらに改善していく必要があると感じた」

―なぜこのような結果になったのか?
「日本のホームで日本に負けたということは恥じることではない。次のオーストラリア戦に向けてしっかりと準備していくだけだと思っている。日本がプレッシャーのかかっている状況下でもいいパフォーマンスを出すことができるチームだということは分かっていた。一方でオマーンはそういう状況には慣れていない。まだ十分な経験がないチーム。次のゲームで最善を尽くすだけだ」

―0-3という結果は日本が格上ということ以外に何かあるか?
「チームとしてのレベルの違いがハッキリと出た。我々はオーストラリアを倒して3次予選を通過したわけだから、そういうこともあると思っていたが、今日の試合に関しては失望はしたが、サプライズではないと思う。日本のチームには欧州でプレーする選手がたくさんいるが、我々のチームにはあまりいない。密度の濃いゲームに慣れていない。そういった中で強いチームと対戦するのは非常に厳しい試合だった」

(取材・文 西山紘平)

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