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VVVでの最終戦?吉田が先制アシストも4失点の逆転負け

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 エールディビジは25日、第3節を行い、DF吉田麻也とFWカレン・ロバートの所属するVVVはホームでADOデンハーグと対戦し、2-4で敗れた。今季初先発となった吉田は前半9分に先制点をアシストしたが、終わってみれば4失点の逆転負け。カレンは3試合連続の途中出場だった。

 打点の高いヘディングで先制点をアシストした。前半9分、CKの流れから前線に残っていた吉田がハイボールをヘディングで落とし、DFセイプが右足ボレー。CBコンビでゴールネットを揺らし、VVVが先制した。

 ロンドン五輪に出場し、開幕戦は不在だった吉田。札幌で行われた代表戦を挟み、前節18日のユトレヒト戦(1-3)は後半15分からボランチで途中出場するなど過密日程を乗り越え、ようやく中6日空いての一戦だった。

 プレミアリーグのサウサンプトンが獲得に乗り出すなど今夏の移籍が濃厚となっている日本代表CBにとって、この試合がVVVでの最終戦となる可能性もある。2年半過ごしたクラブのためにも何とか勝利で飾りたかったが、前半33分に同点に追いつかれると、後半3分、6分と連続失点。あっという間に1-3と突き放された。

 3試合連続のベンチスタートだったカレンは後半21分から途中出場。前線で奮闘し、後半35分にはDFフォルステルマンスのゴールで2-3と1点差に追い上げたが、同40分に4失点目を喫し、万事休した。VVVはこれで2戦7失点で2連敗。開幕から1分2敗で未勝利となっている。


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