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バルセロナが開幕5連勝、ホームで大苦戦も終了間際にシャビが劇弾

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 リーガ・エスパニョーラは22日、第5節を行い、首位バルセロナはホームでグラナダと対戦し、2-0で勝った。ホームで格下相手に苦戦を強いられたが、後半42分に途中出場のMFシャビが今季初ゴールとなる決勝点。後半ロスタイムにはオウンゴールでダメを押し、開幕からの連勝を5に伸ばした。

 打てども打てどもゴールが遠かった。前半6分、DFダニエウ・アウベスの右サイドからのアーリークロスにFWメッシが抜け出すが、左足のシュートはDFがブロック。同23分、メッシがドリブルで仕掛け、こぼれ球をMFセスクが狙うも、シュートはGKの正面を突いた。同36分にはメッシがワンツーでPA内に進入。しかし、この場面もシュートはDFの体を張ったブロックに阻まれた。

 グラナダの粘り強いディフェンスを前に攻めあぐねるバルセロナ。0-0で折り返した後半8分にFWペドロ、同9分にシャビを投入すると、後半28分にはDFアドリアーノに代えてFWテージョを投入し、3バックにシステムを変更した。

 さらに攻勢を強めるバルセロナに対し、グラナダは押し込まれながらもGKトーニョが再三のビッグセーブでゴールを許さない。後半32分のセスク、同34分のシャビと立て続けに決定的なシュートを許すが、GKトーニョが間一髪のところで弾き出した。

 このまま0-0で試合終了かと思われたが、バルセロナが執念でゴールをこじ開けた。後半42分、右クロスのこぼれ球をシャビがPA手前から右足一閃。アウトサイドにかけた弾丸ミドルをゴールに叩き込み、ついに先制点を奪った。すると後半ロスタイムにはショートコーナーから左サイドを突破したメッシの折り返しがオウンゴールを誘い、2-0。苦しみながらも勝ち点3を手にし、開幕5連勝を飾った。


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