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清武奮闘も4連敗のニュルンベルク、指揮官「チャンスをつくり出す方法が単純にない」

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 ブンデスリーガは6日、第7節2日目を行い、日本代表MF清武弘嗣の所属するニュルンベルクは敵地でフライブルクと対戦し、0-3で敗れた。清武は7試合連続の先発出場で再三セットプレーからチャンスを演出したが、チームは悪夢の4連敗となった。

 試合後、ニュルンベルクのディーター・ヘッキング監督は「今のところ、我々にはチャンスをつくり出す方法が単純にない」と落胆のコメント。開幕戦からの3試合は、チームの全5得点に1得点3アシストで絡んでいた清武の活躍もあり、無敗(2勝1分)をキープしていた。しかしセットプレーでしか得点を取れなくなると、ニュルンベルクの攻撃は沈黙。ここ2試合連続無得点となっている。

 また守備陣も課題を露呈。第5節・ハノーファー戦(1-4)で2度も決定的なミスをしたCBニルソンを先発から外し、第6節・シュツットガルト戦(0-2)ではCBマルコス・アントニオを起用するも、期待に応えることはできずにミスを連発。前半の内に交代する事態となった。結局、フライブルク戦では本職がボランチのMFティミー・シモンズをCBとして起用することになったが3失点。ここ4試合で11失点と状況は深刻だ。
 
「フライブルクにとって勝利に相応しい試合だった。前半は並のブンデスの試合だったんだが、0-1になって、当然のことだが変わってしまった。あんなにオープンにしてしまえば、2点目、3点目をさらに取られてしまう」と指揮官は嘆いた。次節はホームで行われ、現在13位のニュルンベルクは、勝ち点2差の15位アウクスブルクと戦う。この一戦を落とせば、下位グループに吸い込まれてしまうだけに、なんとしてでも勝利が欲しい。


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