バルセロナのMFシャビがクラブとの契約を延長する考えを明らかにした。現行契約は2014年までとなっているが、クラブ側はさらに2年延長を打診している。5日に会見を行ったシャビは「ここで引退したいと、僕はずっと言ってきた。クラブは満足していて、僕はここで幸せ。問題は何一つないと思う」と認め、あらためてバルセロナで引退したいとの希望を明かした。

　7日に迫ったレアル・マドリーとのクラシコに向けては「僕たちはマドリーに勝って、(勝ち点を)11ポイント差にするビッグチャンスを手にしている」と意気込む。開幕6連勝で首位を走るバルセロナに対し、レアルは3勝1分2敗の勝ち点10。その差はすでに勝ち点8離れている。

「今後のリーガにおいて重要な試合ではあるけど、僕たちが勝ったとしても、それで決まるわけじゃない。ここで何が起ころうとも、先はとても長い」。そう指摘するシャビだが、最大のライバルを直接対決で叩くことの意味は理解している。「タイトル争いの強力なライバルを11ポイント差にできるから、ものすごく重要で最高の勝利にはなるだろうね。勝てばチームの士気は大きく上昇するだろう。同じ3ポイントだけど、これはマドリーとの対決だ」と力説した。

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