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長友が後半早々に退場も…10人のインテルがミラノダービーを制す

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 セリエAは7日、各地で第7節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルはミランとのミラノダービーを戦い、1-0で勝利した。右WBで先発した長友だったが、後半3分にこの日2枚の警告を受けて退場処分となった。

 共にウィークデーに試合を行ったチーム同士の対戦。だがインテルは、4日のELネフツチ戦で大幅なターンオーバー制を採用。対するミランは、3日にCLゼニト戦で死闘を演じ、DFラインを3人入れ替えたのみで、この一戦に臨んだ。

 試合はいきなり動いた。前半4分、インテルは左サイドでFKを獲得するとMFエステバン・カンビアッソがゴール前に蹴り入れる。するとファーサイドに飛び込んだDFワルテル・サムエルが頭で合わせて先制に成功。さらに同6分に長友がミドルシュート、同7分にはFWディエゴ・ミリートがパスカットからゴール前に侵入するなど、立て続けにミランゴールに迫った。

 だが後半に入ると、インテルは不運に見舞われる。3分、長友が肩でボールを受けるとハンドを取られ、イエローカードを貰ってしまう。前半にもイエローカードを1枚貰っていた長友はこれで退場。インテルは残り時間、10人での戦いを強いられることとなった。

 ここからはミランが攻勢に転じる。だが怒涛の攻撃を仕掛けるミランだったが、最後までゴールネットを揺らすことは出来なかった。今季初のダービーはインテルに軍配が上がった。

 長友はこの後、欧州遠征を行う日本代表に合流し、12日(日本時間13日4時)にパリでフランス代表と、16日(日本時間同日21時10分)にポーランドのブロツワフでブラジル代表と対戦する。退場の悔しさを代表戦でぶつけてほしい。


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