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香川不在のマンU、首位・チェルシー戦へ指揮官は“魅惑”の中盤を警戒

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 MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドは28日、プレミアリーグ第9節で敵地でチェルシーと対戦する。4連勝中のチェルシーは開幕から7勝1分の無敗で首位。6勝2敗のユナイテッドは勝ち点4差で追っている。左膝を負傷した香川が欠場する首位攻防戦。アレックス・ファーガソン監督は「アウェーでのチェルシー戦は常に難しい。我々も彼らも非常に良いチームで、彼らは開幕からのスタートダッシュに成功した」と、昨季の欧州王者を警戒している。

 今季、MFオスカル、MFエデン・アザールらを補強したチェルシーは昨季とはまるで別のチームに仕上がっている。FWフェルナンド・トーレスを頂点に、2列目にオスカル、MFフアン・マタ、アザールが並ぶ布陣について指揮官は「非常に興味深いフォーメーションに対し、我々も対応しないといけない」と指摘する。

「オスカルとアザールという似たタイプの選手を獲得し、マタのようなタイプを中盤に置いて上手く融合させている。彼らは常にストライカーの背後にいて厄介な存在だが、何としても守り切らないといけない」

 タレントぞろいの中盤でどちらが主導権を握るか。「彼ら3人の特徴は似ていて、ストライカーの背後にいる。もうディディエ・ドログバがいないわけだから、システム変更は当然必要だった。これまでは前線のドログバにパスを通すさまざまな方法があったわけだが、今のチームは完全に中盤で支配するタイプのチームだ」。今シーズンの行方を占う大一番。新生・チェルシーを敵地で下し、勝ち点1差に詰め寄ることができるか。


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