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右SH・長谷部が機能、ボルフス暫定監督は中盤を勝因に挙げる

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 ブンデスリーガは27日、第9節2日目を行い、MF長谷部誠の所属するボルフスブルクは敵地でデュッセルドルフに4-1で快勝した。今季初先発となった長谷部がアシストを記録するなど4得点の快勝で8試合ぶりの白星。解任されたマガト前監督の後を継いで指揮を執ったギュンター・コストナー暫定監督は「4-1は良い結果だ」と、開幕戦以来の勝利に胸をなで下ろした。

「チームが自信を持って試合に臨むことを期待することはできなかった」。4試合連続の無得点で4連敗。7試合白星なし(2分5敗)という状況でバトンを受けた暫定監督は後半5分、8分の連続ゴールでチームが落ち着くことができたと強調する。

「最初の2点で重荷が取れたようだったね。それからは本当に素晴らしいサッカーを見せていたよ」。今季ここまでカップ戦も含めた公式戦全9試合でベンチ外だった長谷部を右サイドハーフで起用し、MFポラークがボランチで今季初先発を果たした。

「コンパクトにプレーすることが大事だった。我々の中盤はアグレッシブに力強く走っていた」。中盤の構成を変え、攻守がかみ合っての快勝。「正しい方向に進む第一歩になった。我々はこれを続けていかないといけない」。今季8試合の総得点がわずかに2得点だったチームが1試合で4ゴールを挙げ、仕切り直しの1勝を飾った。


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