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マンUは2点差ひっくり返す逆転劇、5連勝で首位キープ

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 プレミアリーグは10日、第11節を行い、MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドは敵地でアストン・ビラに3-2で逆転勝ちし、5連勝で首位をキープした。2点ビハインドから途中出場のFWハビエル・エルナンデスが2ゴールを含む全3得点に絡む活躍。なお、香川は左膝の負傷により公式戦5試合連続で欠場している。

 前半の立ち上がりからペースを握ったのはホームのアストン・ビラ。ユナイテッドにチャンスをつくらせず、前半ロスタイムには左サイドのタッチライン際からドリブルで仕掛けたFWベンテケがDFスモーリングを振り切り、マイナスに折り返したボールをFWアンドレアス・バイマンが右足で叩き込んだ。

 1点リードで折り返した後半立ち上がりの5分にもバイマンの2点目で2-0とリードを広げたアストン・ビラだったが、ここからユナイテッドの猛攻を浴びる。まずは後半13分、ハーフウェーライン手前からのMFスコールズのロングフィードに後半から出場のエルナンデスが反応。落ち着いて右足で流し込み、1-2する追撃弾を奪った。

 さらに5分後の後半18分、DFラファエウの右クロスをファーサイドのエルナンデスが右足ダイレクトボレーで合わせる。シュートはDFロン・フラールに当たってゴールマウスへ。オウンゴールで2-2の同点に追いつくと、後半28分にはFWファン・ペルシーの左足ミドルがクロスバーを直撃するなど、もう勢いは止まらなかった。

 そして迎えた後半42分、右サイドからのファン・ペルシーのFKにエルナンデスがヘディングで合わせ、勝ち越しゴール。2点差をひっくり返す逆転勝利で勝ち点3を手にし、5連勝を飾った。またも先制点を許す苦しい展開で守備面に不安は残すままだが、この日はチチャリートが実質的なハットトリックの活躍。ユナイテッドの首位キープに大きく貢献した。


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