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代表復帰の宇佐美、9戦連続先発も今季最短の途中交代

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 ブンデスリーガは10日、第11節2日目を行い、MF宇佐美貴史の所属するホッフェンハイムは敵地でデュッセルドルフと対戦し、1-1で引き分けた。宇佐美は9試合連続で先発出場したが、味方CBが退場となった直後の後半8分に交代。今後は14日のW杯アジア最終予選・オマーン戦に向け、1年5か月ぶりに招集された日本代表に合流する。

 前半開始早々の4分に先制点を許したホッフェンハイム。宇佐美は前半9分、積極的にミドルシュートを狙うが、枠を捉え切れない。それでも前半39分にFWホセルが同点ゴール。前半を1-1で折り返した。

 ところが後半6分、ホッフェンハイムはDFコンパーがこの日2枚目のイエローカードを受け、退場処分。数的不利に立たされると、直後の同8分、宇佐美がMFシュトレーカーとの交代を命じられ、ベンチへ下がった。それでも10人となったチームはその後も粘り強く戦い、そのまま1-1でタイムアップ。10人ながら敵地で勝ち点1をもぎ取った。

 先発した試合では今季最短での途中交代となった宇佐美。今後はオマーン戦に向けてカタール・ドーハで合宿中の日本代表に合流する。1年5か月ぶりの代表復帰。ザッケローニ監督からは「2年前から大きくは成長していない」と厳しい叱咤も受けたが、オマーン戦でこの日の鬱憤を晴らすとともに、指揮官に自分の存在価値を示したい。


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